BenQのSW240ディスプレイモニターを使ってみました!
今回の記事はディスプレイのレビューをしていきたいと思います!
以前デジカメWatchでBenQのモニターを紹介していただく対談がありましたが、その後実際にデスクトップのモニターを使わせていただける機会をいただきました!
特別企画:初めての写真編集PCディスプレイにぴったり!ベンキューSW240のいいところを教えてもらおう - デジカメ Watch
わたしは日頃パソコンを持ち歩くため、携帯性を重視して13インチのMacBook Proを使用しています。
携帯性はよいのですが、Adobe PhotoshopCCやSILKYPIXを使った作業、編集等の時は開いている写真に加えてレイヤーウィンドウなどがあるため、開いている写真が画面いっぱいにならず、少し物足りなさを感じてしまうことがあります。
その点、SW240は24.1型のIPSパネルを採用しているため、Photoshop等で写真を開いての作業も大画面で快適になりました!!
ハードウエアキャリブレーションに対応しているのでより確実なカラーマネジメントが可能になっているんですね。
それでは組み立てからのレビューを早速していきたいと思います!
製品のダンボールの大きさはこれくらい。500mlペットボトルを参考にしてください!手前にあるのがMacBook Pro13インチです。
中の本体のパーツはこの3点。特別な工具ないけど大丈夫かなと心配していましたが…
モニター部分に支えの部分をパチン!とツメの部分をハメ込むスタイル。全く力いらずで非力なわたしでも簡単です!
さらに土台となるパーツを合わせます。
ちょっと長めのこの支柱を穴の部分に合わせて…
底の部分にネジが付いているので、回せなくなるまできゅっと回します。
そして‥
と、これだけの作業で本体が完成しました!!特別な工具も必要本当に簡単に!助かりました〜!
パーツが多いと組み立てるまで不安もありますし、力尽くでゴリゴリはめ込むとかもとっても苦手…指を傷めることなくあっという間に完成しました。
別途アイテムを使えば、壁に備え付けのモニターとしても使えるそうです!(賃貸なのでわたしにとっては夢の話ですが…)
ちなみに、HDMI:HDMIの端子のケーブルは入っていないのでそこは別途必要です。家電量販店などで買えます!買ってきました。
(自分のパソコン環境に対応した端子を確認しましょう!)
必要なケーブル類はこの支柱の穴から通せますので外観も美しいです!
MacBook Pro13インチとBenQ SW240を並べて横から薄さの比較です。
薄さでいえばMacBook Proの方が薄いですが、それでもSW240もとても薄いです!
サイドをつかむとこのくらいの薄さです。
重量も6.7kgなので女性のわたしでも簡単に持ちあげることができます。
モニターの多くは持ち運びを前提に考えておらず、モニターの設置場所を変える時などにどこを掴んで持ち運んでいいのかわかりにくいものです。
(以前引越しの際にiMacの運搬を業者にお願いしたら、液晶部分をがっつりとディズプレイ両サイドから掴まれて、引越し先で確認したら親指の形に跡が残ってしまった苦い過去あり‥)
その点、SW240はモニターの支柱部分上部が取手になっており、そこを掴んで持ち運ぶことができます。
力のないわたしでも持ち運びが苦にならないのはとても良いなと感じました。
また、電源ケーブルやHDMIケーブルなどの端子類はモニター底面裏側にあります。通常の状態だと意外に端子類が見えにくく、コネクタの接続にてこずるのですが、SW240は液晶本体を90度回転することができ、その状態だと端子類が真横にくるためソケットの抜き差しが簡単になります。本来は縦位置表示のための回転機能ですが、コネクタの抜き差しにもうまく活用するのがちょっとしたコツかなと思いました。
現在わたしが使用しているMacBook Pro13インチのディスプレイ解像度は標準で1440×900ピクセル、拡張で1680×1050ピクセルですが、
SW240では1920×1200ピクセルと、より高解像度です。通常、解像度が高くなると文字や写真が小さく表示されることになりますが、画面サイズが24.1型と大きいため実質的には文字も写真も大きくなるんです。
モニターサイズを大きくするということは表示サイズを保ちながらもより多くの情報を一画面に表示できるというメリットがあります。
このため、Adobe PhotoshopCCなどで写真を調整する時も、写真を大きく表示しながらもパレット類なども十分なサイズで表示することができ、効率的に作業が進められると感じました。
もちろんデュアルディスプレイの利点としてMacBook ProとSW240の二画面を別々のウィンドウを表示するという使い方もできます。わたしの場合はMacにAdobe bridgeCCを表示し、そこで選んだ写真をSW240のAdobe PhotoshopCCに移して調整するという使い方が一番効率的で使いやすいと感じました。
この二画面に慣れてしまうと一つのディスプレイでソフトを切り替えながら作業を行うことがストレスだと感じるようになってきました‥
最近では外出時はMacBook Pro13インチのみで使いながらアトリエに戻るとまずはMacとSW240を接続するのが習慣になっています。
前述した通り、SW240はディスプレイを90度回転することができます。回転すると、縦長の画面になりますので、縦位置写真をより大きく表示できます。
通常は横位置のまま使用していますが、縦位置写真の方が多いフォルダなどを調整する日はあらかじめSW240を縦にして作業を開始します。
ただし、ディスプレイを回転させただけでは画面の表示は縦位置にはなりません。
そこで、Macの場合は「システム環境設定」の「ディスプレイ」を選択し、「配置」から「回転」を90度にしておく必要があります。
こうしておけば、MacBook Proは横位置表示、SW240は縦位置表示という使い方ができます。
モニターの縦位置表示というのは慣れないと違和感があるかもしれませんが、やってみると意外なほど快適ですのでオススメです!
カラーモードホットキーという便利なボタンがディスプレイの右下についています。
SW240の特徴的な機能としてボタンひとつでカラー写真をモノクロ写真として表示する「モノクロモード」があります。たとえばMacBook ProのAdobe bridgeCCで表示したカラー写真をSW240のAdobe PhotoshopCC画面ではすべてモノクロで開くこともできます。
もちろんモノクロ表示はボタンひとつでカラーに戻すこともできるので写真編集の前段階でモノクロのイメージをつかむことができ、時間の短縮にもなります。最近はデジタルカメラでもモノクロ写真を楽しむ人も増えているのでそういった人にはありがたい機能といえるでしょう。
こんな感じに、全体をモノクロに表示することができます。
最後になりますが、わたしは自宅で使っているiMacをはじめ、MacBook Proでもサブモニターを使った2画面表示というものはやったことがありませんでした。
最初はSW240の大きな箱が届いた時はわたしに使いこなせるのだろうかという不安もありましたが、実際に箱をあけて組み立て、設置、そして実際の作業にいたるまで本当にあっという間に進みびっくりしたほどでした。そして今では2画面体制が当たり前になっています。どちらかといえば女性はこういったパソコン関係の増強には尻込みしてしまいがちですが、やってみると実にあっさりしたものでカメラや写真を楽しんでいる女性ユーザーにもおすすめしたいディスプレイモニターです!
値段も5万円前半で購入できるので手が出しやすい価格帯です。カメラの交換レンズ1本買うくらいの価格帯ですね‥!
BenQ カラーマネジメントモニター ディスプレイ SW240 24.1インチ/1920×1200/IPS/16:10/AdobeRGB 99%/DCI-P3 95%/キャリブレーション対応
- 出版社/メーカー: ベンキュージャパン
- 発売日: 2018/03/24
- メディア: Personal Computers
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ファーストサブモニターとして自信をもっておすすめできる商品でした!